「ISEP 3.0」に向けて
私たち環境エネルギー政策研究所(ISEP)は、2000年に発足してから、FIT(固定価格買取制度)の提案活動やグリーン電力証書 の創設、東京都などの自治体政策など政策面での革新や市民風車・市民ファンド、長野県飯田市など地域エネルギー事業の立ち上げ からなる第1期(ISEP 1.0)、2011年の東京電力福島第一原発事故(3.11)から始まるエネルギー大変革期での第2期(ISEP 2.0)と、 およそ10年ごとに活動をステージアップしてきました。
このたび、私ども ISEP が中心的に企画支援した秋田県大潟村が、環境省が主導する脱炭素先行地域に選ばれ、いよいよ自然エネ ルギー100%の地域づくりに取りかかります。これが私たちISEPの第3期(ISEP 3.0)の幕開けとなることをご期待いただきつつ、 今後とも変わらぬご助言やご支援をいただきますよう、お願い申し上げます。
所長 飯田哲也