市民と地域が自ら創りあげる自然エネルギー100%社会へ
世界全体で自然エネルギーと電気自動車(EV)による文明史的な大転換が始まっています。それを地域社会や環境にとって望ましい変化に結びつけるには、外から・上からの変化を受け身で待つのではなく、私たち一人ひとりや地域社会が自ら「自分ごと」として担い、当事者として進めていくことが必要です。
2024年度はエネルギー基本計画の改定に向けた議論が本格化する年です。これまで20年以上にわたってISEPが培ってきた経験と世界各地でのネットワークを活かした世界最先端の政策や社会ビジネスモデルを踏まえつつ、同時に、千葉県匝瑳市での環境省・脱炭素先行地域事業や全国の複数の地域での営農型太陽光や家庭向けオンサイトPPA・地域オフサイトPPA、EV普及支援などの実践に裏付けられた、先進性と現実性のある政策提言や地域エネルギー社会「地域エネルギー2.0」の構築を進めてゆきます。
引き続きISEPへのご支援・ご指導をお願いいたします。
所長 飯田哲也